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例 特定毒物 劇物
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演習No.001

問題16

混合物の分離・精製操作に関するAからCの記述とその操作の名称の組み合わせとして適切なものは次のうちどれか。

A 物質をつくる粒子の大きさの違いを利用し、液体とその液体に溶けない固体を分離する。
B 液体を含む混合物を熱して沸騰させ、その蒸気を冷やして沸点の低い成分を分離する。
C 溶媒への溶解度の差を利用し、混合物から特定物質を溶かしだす。

A B C
蒸留 抽出 再結晶
抽出 再結晶 ろ過
再結晶 ろ過 蒸留
ろ過 蒸留 抽出




解説

選択肢(4)が適切です。

基礎化学に関する問題です。



A 物質をつくる粒子の大きさの違いを利用し、液体とその液体に溶けない固体を分離する。

これは、ろ過の説明です。

ろ過(濾過)とは、粒子の大きさの違いを利用した分離方法です。

普通のろ紙の目の直径は、10-4cm程度なので、これより小さな個体粒子を分離することはできません。



B 液体を含む混合物を熱して沸騰させ、その蒸気を冷やして沸点の低い成分を分離する。

これは、蒸留の説明です。

一般に、液体(揮発性物質)に個体(不揮発性物質)が均一に溶け込んだ混合物を加熱すると、揮発性物質だけが蒸発し、これを冷却すると、純粋な液体成分として分離できます。

このような操作を蒸留と呼んでいます。

ちなみに、2種類以上の液体の混合物を沸点の違いを利用して各成分に分離する操作を分留といいます。



C 溶媒への溶解度の差を利用し、混合物から特定物質を溶かしだす。

これは、抽出(溶媒抽出)の説明です。

固体または液体の混合物に、その中に含まれる特定の成分だけをよく溶かす液体(溶媒)を加えてよく振り混ぜて、特定の成分を溶かし出して分離する方法を抽出といいます。

選択肢(4)が適切ということになります。

一定の温度において、溶媒に溶け込む溶質の量の限界の量を、その温度における溶解度といいます。

少量の不純物を含んだ個体を溶液に溶解し、熱時と冷時の温度による溶解度差を利用して精製する操作を再結晶といいます。

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