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例 特定毒物 劇物
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毒物劇物取扱者試験問題

演習No.004

問題32


ピクリン酸の鑑識法に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

温飽和水溶液は、シアン化カリウム溶液によって暗赤色を呈する。

温飽和水溶液は、シアン化カリウム溶液によって鮮青色を呈する。


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解  説

選択肢(1)が適切です。

ピクリン酸 picric acid 劇物


【性状】
淡黄色の光沢のある小葉状あるいは針状結晶で、純品は無臭であるが、普通品はかすかにニトロベゼンゾールの臭気をもち、苦味がある。
冷水には溶けにくいが、熱湯、アルコール、エーテル、ベンゼン、クロロホルムには溶ける。
濃硫酸溶液で黄色を呈し、水でうすめると微黄色となり、さらにうすめると帯緑黄色になる。
水溶液は塩酸で変化しないが、アルカリ溶液で燈黄色となる。
融点は122℃。
発火点は320℃。
徐々に熱すると昇華するが、急熱あるいは衝撃により爆発する。

【鑑識法】
(1)アルコール溶液は、白色の羊毛または絹糸を鮮黄色に染める。
(2)温飽和水溶液は、シアン化カリウム溶液によって暗赤色を呈する。
(3)水溶液にさらし粉を加えて煮沸すると、クロルピクリンの刺激臭を発する。

【貯蔵】
火気に対して安全で隔離された場所に、硫黄、ヨード、ガソリン、アルコール等と離して保管する。
鉄、銅、鉛などの金属容器を使用しないこと。

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