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毒物劇物取扱者試験問題

演習No.503

問題17


原子が最外殻に電子を1個受け取って1価の陰イオンになるときに、放出されるエネルギーとして、適切なものは次のうちどれか。

イオン化エネルギー

電子親和力

クーロン力

ファンデルワールス力

電気陰性度


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解  説

選択肢(2)が適切です。

電子親和力(Electron affinity)は、最外殻に電子を1つ取り込んで、1価の陰イオンになるときに生じるエネルギーです。

原子は、放出したエネルギーの分だけ安定になりますから、電子親和力が大きければ大きいほど陰イオンになりやすい原子です。

電子親和力が大きな元素ほど原子が強く電子を引き付けており、陰イオンになりやすいと言えます。

【同一周期内で比較するとハロゲン元素の電子親和力が極大になり、希ガスは非常に小さくなる】

2つの原子が不対電子を出し合って共有電子対をつくり、これを共有する事によってその2つの原子が結合することを共有結合と言います。

このとき、原子はそれぞれ共有している電子対を引き付けていますが、この引き付ける力の大きさの尺度を電気陰性度(Electronegativity)といいます。

【同一周期では族番号が大きいほど大きく、同一族では周期が大きいほど小さくなる傾向がある】

第1イオン化エネルギーとは、原子の最外殻電子1つを、取り去って一価の陽イオンにするのに必要なエネルギーをいいます。

第2イオン化エネルギーは、2個目の電子を取り去るときに必要な最小のエネルギーです。

第3、第4と続いています。

1価の陽イオンになりやすいナトリウムNaなどは、第1イオン化エネルギーが非常に小さいのですが、第2イオン化エネルギーは大きくなります。

そのため、1個の電子だけが取り去られるのです。

陽イオンと陰イオンは電気的に引き合います。

2つのイオンの間に働く静電気的な引力クーロン力というのですがこのクーロン力で結びついた結合をイオン結合といいます。

ファンデルワールス力は分子間に働くクーロン力で、電荷の偏りを持たない無極性分子間にも働きます。

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