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毒物劇物取扱者試験問題
演習No.003
問題20
プロパン1mol燃焼して二酸化炭素と水が生成するときに発生する反応熱の種類として、適切なものは次のうちどれか。
解 説
選択肢(3)が適切です。
反応熱には、反応の種類や形式によって、特別な名称で呼ばれるものが多い。
①燃焼熱
1molの物質が完全燃焼するときに発生する熱量をその物質の燃焼熱といいます。
完全燃焼では、炭素はCO2、水素はH2O、窒素はN2、硫黄はSO2に変化する場合をさします。
②生成熱
化合物1molがその成分元素の単体から生成するときに発生または吸収する熱量を、その化合物の生成熱といいます。
生成熱は、発熱の場合と吸熱の場合とがあり、すべて単体を原料として、化合物を生成するとしたときの反応熱であることに注意してください。
③中和熱
酸、塩基の水溶液が中和して水1molを生じるときに発生する熱量を中和熱といいます。
例えば、塩酸と水酸化ナトリウム水溶液との中和熱は56.5kJ/molです。
$\ce{HCl_{aq} + NaOH_{aq}=NaCl_{aq} + H2O + 56.5kJ}$
HClaqのように化学式の後につけたaqの記号は、aqueous solution(水溶液)を表します。
④溶解熱
物質1molを多量の溶媒に溶かしたとき、発生または吸収する熱量をその物質の溶解熱といいます。
この分野に関連してよく出題されるものに
ヘスの法則があります。
ヘスの法則
反応熱は、反応の経路によらず、反応の始めの状態と終わりの状態で決まる。
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