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毒物劇物取扱者試験問題
演習No.502
問題11
次の物質のうち、興奮、幻覚又は麻酔の作用を有する毒物又は劇物であって、みだりに摂取し、若しくは吸入し、又はこれらの目的で所持してはない物として政令で定められている物の組み合わせとして、適切なものはどれか。
A:エタノールを含有する塗料
B:メタノールを含有するシンナー
C:酢酸ナトリウムを含有するシーリング用充てん剤
D:酢酸エチルを含有する接着剤
解 説
選択肢(3)が適切です。
施行令第32条の2の物質をかみ砕いてみます。
トルエンは、原体の場合がひとつ。
酢酸エチルを含有するシンナー、接着剤、塗料および閉そく用またはシーリング用充てん剤がひとつ。
トルエンを含有するシンナー、接着剤、塗料および閉そく用またはシーリング用充てん剤がひとつ。
メタノールを含有するシンナー、接着剤、塗料および閉そく用またはシーリング用充てん剤がひとつ。
上の事柄と問題文を比較します。
A:エタノールを含有する塗料
この文は上記4パターンに一致しませんの却下です。
B:メタノールを含有するシンナー
この文は、上の4パターン目に該当します。
C:酢酸ナトリウムを含有するシーリング用充てん剤
この文は上記4パターンに一致しませんの却下です。
D:酢酸エチルを含有する接着剤
この文は、上の2パターン目に該当します。
したがって、BとDの組み合わせが適切となります。
毒物及び劇物取締法 第3条の3 興奮、幻覚又は麻酔の作用を有する毒物又は劇物(これらを含有する物を含む。)であつて政令で定めるものは、みだりに摂取し、若しくは吸入し、又はこれらの目的で所持してはならない。 |
毒物及び劇物取締法施行令 第5章の2 興奮、幻覚又は麻酔の作用を有する物 (興奮、幻覚又は麻酔の作用を有する物) 第32条の2 法第3条の3 に規定する政令で定める物は、トルエン並びに酢酸エチル、トルエン又はメタノールを含有するシンナー(塗料の粘度を減少させるために使用される有機溶剤をいう。)、接着剤、塗料及び閉そく用又はシーリング用の充てん料とする。 |
上の文章が記述されていますが、日本語は、”並びに”や”又は”、”及び”が名詞の塊がどこななのか、なかなかよくわかりにくいので、表にしました。
簡単に言えば、これらの物質、すべてに、気をつけなさいということだと思います。
特に、トルエンは、原体もトルエンを含む溶剤も対象ですよいうことを、分類しながら説明しようとしていますの、上記のような表現になるのでしょう。
トルエン |
|
酢酸エチル |
|
トルエン | |
メタノール |
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