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問題37

クロルピクリンの主な用途として適切なものは次のうちどれか。

毒物及び劇物の性質及び貯蔵その他取扱方法（一般）からの出題です。

選択肢(4)が適切です。

クロルピクリンの主な用途は、土壌燻蒸剤です。

酸化剤

・重クロム酸カリウム

・塩素酸カリウム

・塩素酸ナトリウム

除草剤

・パラコート

・塩素酸ナトリウム

・シアン酸ナトリウム

脱水剤

・塩化亜鉛[劇物]

塩化亜鉛は粒状亜鉛、亜鉛津または亜鉛華などを塩酸に溶解して、鉄その他の重金属を除去後、溶液を蒸発濃縮し得られる無水の白色結晶であって、赤熱すると蒸気となり針状結晶を昇華し、融解物を冷却するとガラスあるいは磁器状の塊に凝縮します。

結晶は水に対し強い親和力をもち空気中で急速に潮解し、五酸化燐[毒物]よりもきわめて吸湿性が強いのでしばしぼ脱水剤として有機合成化学の分野において利用されています。

土壌燻蒸剤

・クロルピクリン

クロルピクリン[劇物]は畑作物の圃場の土壌を消毒する農薬です。

1948年タバコで実用化され、その後農林省が1962年から、土壌病害対策事業（1964年）を実施し、クロルピクリンは野菜、花き、畑作物に広く使用されています。

しかし、クロルピクリンは容易にガス化し、催涙を伴う強い刺激臭があり取り扱いに注意が必要です。

医薬品、染料などの原料

・アニリン

アリニン[劇物]は、タール中間物の製造原料、医薬品、染料などの製造原料として重要なものです。

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