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例 特定毒物 劇物
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演習No.005

問題12

元素に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

Liはアルカリ金属と呼ばれ、1価の陰イオンになりやすい。

Brはハロゲンと呼ばれ、2価の陰イオンになりやすい。

Arは希ガス元素と呼ばれ、化合物をつくりにくく、安定である。

Feは典型元素に属する金属元素である。




解説

選択肢(3)が適切です。

基礎化学に関する問題です。

Be、Mgはアルカリ土類金属ではありません。

アルカリ土類金属(Ca,Sr.Ba,Ra)常温で反応しますが、この二つは常温では反応しません。
  Be→水蒸気で反応 
  Mg→熱水で反応

(1)Liはアルカリ金属と呼ばれ、1価の陰イオンになりやすい。

この選択肢は不適切です。

正しくは以下の通りです。

Liはアルカリ金属と呼ばれ、1価の陽イオンになりやすい。

lithium
1族元素(アルカリ金属)のひとつ。
元素記号 Li 原子番号3。
銀白色の軟金属のひとつ。
比重0.534で金属中で最も軽い。
炎色反応は紅色を呈する。

(2)Brはハロゲンと呼ばれ、2価の陰イオンになりやすい。

この選択肢も不適切です。

正しくは以下の通りです。

Brはハロゲンと呼ばれ、1価の陰イオンになりやすい。


bromine(halogen)

n=1 、2×12  2個
n=2、2×22 8個
n=3、2×32 18個
合計 28個
35―28=7個
最外殻電子の数が7個ですから、1個の電子が加われば安定し1価の陰イオンになります。

(3)Arは希ガス元素と呼ばれ、化合物をつくりにくく、安定である。

この選択肢が適切です。

(4)Feは典型元素に属する金属元素である。

この選択肢は、不適切です。

遷移元素です。

3族から11族までの元素は、周期表の左の典型元素から右の典型元素に移る間の元素という意味で、遷移元素といいます。

1族の元素(He除く)……アルカリ金属
陽性の元素で、単体は反応性に富む軽い金属。
1価の陽イオンになる。

2族の元素(Be、Mgを除く)……アルカリ土類金属
陽性の元素で、単体はアルカリ金属に次いで反応性に富む。
2価の陽イオンになりやすい。

17族の元素……ハロゲン
陰性の元素で、単体は反応性に富む。
1価の陰イオンになる。

18族の元素……希ガス元素
単体は沸点や融点が非常に低く、常温でいずれも気体です。
化学的に安定なため、化合物が作りにくい。

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